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- 睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは
睡眠時無呼吸症候群(SAS)
最近「睡眠負債」や「睡眠の質」という言葉を耳にすることが増え、健康と睡眠の関係が広く知られるようになりました。それとともに、睡眠に関係する病気への注目も高まっています。その代表的なものが睡眠時無呼吸症候群(SAS) です。
睡眠障害とひとことで言っても、原因や症状、治療方法はさまざまです。漫然と「眠りが浅い」と感じていても、何が原因なのかを知ることが、改善の第一歩となります。
睡眠障害の種類
睡眠障害にはいくつかのタイプがあります。
不眠症
- 入眠困難(寝つけない)
- 中途覚醒(途中で何度も起きる)
- 早朝覚醒(予定より早く目覚める)
- 熟眠障害(しっかり眠った感じがしない)
過眠症
昼間の強い眠気により生活に支障が出る状態です。
代表例にはナルコレプシー、突発性過眠症があります。
概日リズム睡眠障害
体内時計のリズムが乱れ、寝る時刻・起きる時刻が一定にならない状態です。
睡眠呼吸障害
睡眠中の呼吸の異常が原因で睡眠の質が低下している状態で、ここに睡眠時無呼吸症候群が含まれます。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の定義
睡眠中に、呼吸が10秒以上止まる「無呼吸」が繰り返される病気です。
診断基準
1時間あたり5回以上の無呼吸
または
7時間睡眠中に30回以上の無呼吸
睡眠時無呼吸症候群と診断されます。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)が気づきにくい理由
症状が夜間に起きるため、本人は自覚しづらく、家族からの指摘で初めて気づくことも多くあります。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)が引き起こす影響
睡眠中の無呼吸は、ただ「いびきが大きい」「眠りが浅い」というだけではありません。
放置すると、健康に深刻な影響をもたらします。
日中の強い眠気と事故リスク
無呼吸が繰り返されると睡眠が何度も中断されるため、脳が十分に休めません。その結果、日中に強い眠気や集中力の低下が現れます。
この眠気は、次のような重大事故の原因になります。
- 交通事故
- 労働中の機械操作ミス
- 高所作業中の転落事故
深刻な合併症
無呼吸のたびに体は低酸素状態となり、心臓・脳・血管に大きな負担がかかります。
代表的な合併症
- 高血圧
- 心筋梗塞
- 脳卒中
- 糖尿病
ときに突然死を招く危険もあり、軽視できない病気です。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)のタイプ
閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)
上気道(鼻〜のどの空気の通り道)が狭くなり、息はしようとしているのに空気が通らないタイプ。患者さまの約9割がこのタイプで、「大きないびき」が特徴的です。
東アジアの人は顎が小さく気道が狭い傾向があり、太っていなくても発症しやすいと言われています。
中枢性睡眠時無呼吸症候群(CSAS)
脳から「呼吸しなさい」という指令が出なくなり、呼吸そのものが止まってしまうタイプ。慢性心不全などの患者さまに多くみられます。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)になりやすいひと
身体的特徴
- 肥満
- 顎が小さい
- 舌が大きい
- 首が太い
既往症
- 心疾患
- 脳血管疾患
- 慢性心不全
これらの方は特に注意が必要です。
医療法人河合クリニックでの睡眠時無呼吸症候群(SAS)診療
当院では、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診断から治療、生活指導まで 一貫したサポートをおこなっています。早期の発見と治療が、将来の健康を大きく守ります。
- いびきが気になる
- 日中の眠気が強い
- ご家族に「呼吸が止まっていた」と指摘された
このような症状や気付きをお持ちのかたはお早めに当院までお気軽にご相談ください。

